今回嬉野に行くのに、気になったのは道路のあちこちで見られた建設中の高架。
行きは、あっちもこっちもって、ウハウハ言いながら通り過ぎたので帰りに撮影。
高速道路にしては幅が狭いので、これはきっと今建設中の長崎新幹線の高架だろうと思います。
嬉野温泉に入る手前には、こんなに長ーい高架が建設中でした。
現在嬉野温泉にJRは通ってないので、自家用車以外だと、武雄温泉駅からバスで来ないといけません。
新幹線が通ると、嬉野温泉へのアクセスは格段に良くなることと思います。
で、今回もやっぱり寄ってしまった武雄温泉。
旦那の初勤務地が武雄で、いろんな逸話があるそうです。
例えば、会社の寮からこの山手にあるトンネルを抜けて、この温泉に来てたとか。
この近辺をマラソンさせられていたとか。
ただ、この横の坂を上ったきらびやかな大人の施設に来ていたかどうかは、不明。(^▽^;)
そしてその頃たまたま私も北方というこの近辺に住んでいて、時々ここの温泉に入りに来ていました。
モチロンその頃、旦那と会ったことはなかったけど、私は私なりに懐かしい。(^▽^;)
昔はこの楼門の後ろに檻があって、シカやサルがいたのよ~。
スゴイでしょ。
で、奥のこの建物「新館」が昔の大衆浴場です。
この建物も楼門同様、東京駅を設計した佐賀が誇る建築家「辰野金吾」氏の設計によるもので、国の重要文化財に指定されています。
平成15年4月に復元工事が完了して、館内が見れるようになっていました。
この温泉マークは昔使われていたものだと思います。
温泉マークも時代の流れで、湯気が人に変わるとか。
今のマークも使用されるそうですけど、私たち日本人には温泉と言ったらやっぱりこっちのイメージですね。
浴槽が深くて、床のタイルがおしゃれです。
天井が高い。
浴室の蒸気抜きの屋根の造りも、凝ってます。
どこをどう見ても、竜宮城みたいなイメージです。
こちらは隣の女湯(だったかな)造りは一緒。
そしてひときわ豪華なこちらの浴槽は、幻と言われた大正天皇の為に作られた浴室、だったと思います。
浴槽の中のタイルがチョーおしゃれ。
マジョリカタイルというそうです。
二階の休憩室にも上がれるようになっていました。
昔のガラスだから、風景が波打って見えます。それがまたいいの!!
あちこち部屋を見て回ってたら、どうやら旦那の記憶が呼び覚まされたらしく、ここの二階で宴会をしたことがあったとか。
当時としては当たり前のことかもしれないけど、今聞いたら何とも贅沢な話です。
こちらの浴場には入れませんが、この周りに日帰り温泉が沢山あるので、
来られた際はそちらを利用されるといいと思います。
そして、新館を入ってすぐのところがお土産屋さんになっていたので、もちろんおばちゃんは立ち寄ります。
こちらも店内には、こまごまとした小物や手作りの洋服なんかも置いてあって、面白かったですよ。
こちらの店主の方が近所の方らしく、旦那と昔話で盛り上がってました。
なんと!この温泉の上の広場には遊園地もあったそうです。
それは知らなかったな~。
嬉野温泉では見かけなかったけど、嬉野はお茶どころ。
ということで、「うれしのチャコ~ラ」なるものが(案外いいお値段で)売られていました。
面白いもの、新しもの好きのおばちゃんは、当然買いましたけどね。
この後、旦那が昔を懐かしみ、街中をぶらぶらした時に見かけたご当地マンホールは当然楼門。
(迷宮入りしたけど)殺された仲井さんが勤めていた旅館はココとか、当時私の父がその旅館で宴会をしていて事情聴取をされたはず、とか、びっくりな話を聞きながら歩きました。
あ、旦那と父は同じ会社におりました。
こちらは事件があった旅館じゃないけど、楼門の前に建つ旅館に宮本武蔵が使った井戸があるらしいです。
もちろんその頃は、竜宮城のような楼門や新館は建ってなかったことでしょうけど。(^▽^;
以上で、長々と書いた温泉旅行記終了です。
武雄で買ったお土産の「うれしのチャコ~ラ」と、昔懐かしい王冠の付いた瓶の「コカ・コーラ」も購入。
袋がかわいかった5個入りのどら焼きも購入。
5個全部が、違うお味っていうのが嬉しいね♪
わんこがいるので遠出できないけど、近場でも色々楽しめた旅でした♪