金立公園はハイウェイオアシスとして、サービスエリアに隣接しているので駐車場から歩いていけます。
先日この駐車場の入り口をうろうろしているわんこがいた。
周りを見まわしても飼い主らしき姿が見当たらず、妹と、まさか、ここに捨てて行った、ってことはないよね?
洋服を着て、首輪もしてるし、きれいに手入れもされてるから、まさかまさかね、と見まわしても、周りには結構離れた場所で梅の花を撮ってる人と、徐福長寿館の方から歩いてくる二人連れくらい。
梅を撮ってる人は、撮影に夢中でこっちの方は全然見ないので違うか?
歩いてきた二人連れの人は、今来たばかりだから違うか?
でも、その二人連れの人も犬に気が付いて、気になってる様子。
おいで、って言ったら、来そうなそぶりは見せるものの、駐車場の入り口辺りをうろうろ。
そのうち、駐車場に車が入ってきて犬を呼んでるようでも、犬が行かなかったからこっちも飼い主とは違うみたいだし・・・。
保護したもんか、どうしたもんか、しばらく悩んでいたら、梅の撮影が終わった人が呼ぶ声に走って行った。
あぁ、あの人が飼い主だったんだ。
捨てられていたわけじゃなかったのでよかったと思ったけど、ノーリードでわんこを離してる飼い主の気が知れない。
だって、サービスエリアの駐車場だから、車にひかれるとか?
すーっと車が来て、さっと連れ去られたらって考えなかったのかな?
よっぽどわんこのことを信頼していたんだろうな。
私だったら、考えるだけでも恐ろしいので、そんなことは出来ないなー。
特にうちの犬は食べ物でホイホイつられそうだし・・・。(-_-;)
でも後日、そんなに珍しいとか、ものすごくきれいな、とかじゃないのに何をそんなに熱心に撮っていたのか気になって、同じ場所でカメラを構えてみた。
この梅の木の後ろには、茅葺の古民家があります。
最初は梅の花ばかり見てたので気づかなかったけど、バックにこの古民家を入れて写真を撮ったらいい感じに撮れるので、それで夢中になってたのかな?と。
まぁ、私じゃ大していい写真は撮れなかったけど。(^▽^;)
確かに梅と茅葺の古民家、絵になる風景かと思うけど、飼い犬をノーリードで放置して写真を撮ってるとは!?驚き通り越して唖然。
幸い、飼い主の元に戻れたからよかったけど、駐車場で誘拐されても知りませんよー。
っと、小さな声で憤慨しながらこの日は歩きました。
そして、いつものコスモス園(と言っても今は何もないけど)
このぼこぼこの土が盛り上がってるところは、モグラの仕業。
いい仕事してますね~。
モグラが頭を出したら、まさにリアルもぐらたたきが出来そうな光景だよね、と妹と苦笑い。
そして、これはもう、満開と言ってもいいでしょう。
きれいな花に心癒され、先ほどの憤りを鎮めながら、頑張って歩きました。
そして、あぁ、勘違い第二弾!!
八つに分かれた星形のかぐわしい香りを放つ実。
花は薄い黄色でいい香りがします。
コレはてっきり、中華料理に使う「ハッカク」だと思い込んで、実家の庭先に落ちていたのをウハウハ言いながら妹と拾って帰りました。
ただ、実家のその木は「シキミ」と呼ばれていて、「ハッカク」ではない。
では、「シキミ」と「ハッカク」は同じものかというと、よくわからない。
この実もいい香りがするので、てっきりハッカクの別の呼び名かな?くらいに思ってたけど、気になったのでグーグルさまに聞いてみた。
妹も同じだったらしく、同じタイミングで、あの実毒があるんだってー!!って電話がきました。
しかも結構な毒なので、お気を付けください、・・・って私たちくらいかな。(^▽^;)
似た実をつける日本のシキミと区別するために、ハッカクはトウシキミとも呼ばれるらしいが、日本の地では育たないらしい。
しかも、花の色が赤褐色、・・・って全然違うし。
ということで、以前実相院の庭先で見た花をハッカク(多分)と書いていましたが、
シキミだったことを、お詫びしてハッキリ訂正させていただきます。
一説には、悪い実→あしきみ→シキミ、となったって書かれていました。
なるほどね。
あぁ、この実で料理を作らなくてよかったーーー!!