「武雄温泉新館」
竜宮城のような「楼門」と共に、レンガ造りが素敵な東京駅を設計した辰野金吾氏による木造建築で国重要文化財に指定されています。
鮮やかな朱色と緑のコントラストが目を引く建物です。
平成15年に復元工事が完成して、建物の中が見学できます。
私たちが小さい頃、ちょっと離れたところですがお風呂のない社宅(と言っても代用だった)に住んでいたので、時々こちらの家族風呂に入りに来ていました。
今から考えるとなんとも贅沢な話です。
楼門の脇に猿や鹿がいる檻があったと思うのですが、それも私たちを楽しませようとの親心だったのかもしれませんね。
二階は休憩室だったのか、畳敷きの座敷がいくつか。
旦那はここで宴会をしていたと言ってました。
かれこれ、半世紀ほど前の話ですけど。
その座敷の中の天井には、大正ロマンな照明が。
座敷の部屋から見た大浴場の湯気抜きの屋根も、おしゃれデス。
先ほどの廊下の突き当りから見た山手の風景。
以前は白い柵の辺りに遊園地があったというお話を聞きましたが、私たちがお風呂に入りに来ていた頃は気づかなかったな~。
時代が違うのかな。
有名な「御船山」には及ばないけど、武雄って奇岩が多いのかな~、って思わせる山頂の岩と紅葉。
そして長らく謎だった、東京駅の八つの干支。
残りの干支はいずこ?と謎でしたが、入り口の楼門の二階に残り四つの干支あることが最近分かって話題になりました。
期限付き(平成30年3月31日)ですが、楼門に登ってみることも出来るみたいです。
「楼門四干支」見学のご案内 ~観光ボランティアガイドの解説付き~ | おしらせ | 武雄市観光協会
もうしばらく付近をブラブラしてみることになりました。
そして、思いがけず素晴らしい紅葉スポットに巡り合いました。