梅雨の晴れ間とはよく言ったもので、スッキリ晴れたいい天気。
この日は、秋の紅葉がテレビで放映されてから全国的に有名になった神埼の「九年庵」周辺を歩くことにしました。
「九年庵」は春と秋の期間限定で公開されるので、この時期中以外は中に入ることは出来ませんが、その周辺も緑が深くてきれいなところなのです。
公開期間中は有料になりますが、それ以外の時期は無料で駐車できる「仁比山公園」の駐車場に車を停めて、「九年庵」がある川向うの「仁比山神社」を目指します。
アジサイの咲くこの道の下はキャンプ場になっています。
この季節アジサイがきれいだけど、このところの晴天続きに、ちょっとしおれ気味?
そして、いよいよ橋の欄干のところが透明になっている、素敵な出会いがあるようにと命名された「愛逢橋 」を渡ります。
橋の中ほどが盛り上がっていて、
そこから下の流れを覗くと、中々の迫力です。
橋を渡り切ったところは、以前は「老人憩いの家」でしたが、今は温泉施設になっていて誰でも利用できるようになっています。
施設前の花壇の花がきれい~♪って写真を撮ったけど、肝心の施設の写真は撮ってなかったという・・・。
こちらの敷地内を通らせてもらって、「仁比山神社」に向かいます。
道を渡ると、神社の仁王門が建っています。
仁王門の横の細い道は車も走れて、この上に駐車場もあるのですが、私たちはウォーキングが目的なので、ぼちぼち歩きながら上がっていきます。
坂道を上り始めて、すぐにあるのが江戸時代の蘭方医「伊東玄朴生家」デス。
天然痘から人々を救う種痘を広めた功績で有名ですが、こちらで21歳まで過ごして、その後江戸で西洋医学所(現東大医学部)を創設したそうです。
この日は清掃作業が行われていました。
こちらは中に入って見学(無料)できるようになっているので、お邪魔してみます。
診療所を兼ねていた自宅は解放されていて、中も見学できるようになっています。
玄朴先生がお出迎えしてくださいます。
茅葺きのいい感じのお家が、こじんまりと建っています。
歴史を感じる板壁です。
苔にモミジ、「九年庵」とまではいかなくても、こちらもいい感じのお庭になっていました。
伊東玄朴旧宅を出て、更に坂道を上って行くと、左手に「九年庵」が見えてきます。
と言っても、公開期間中以外は厳重に締め切ってありますが。
門の隙間から覗くと、ちょこっと見えるそうです。
今年の春の公開は終わったので、次は秋の公開が待たれます。
この後、「仁比山神社」へお参りして、来た道とは別のルートを通って戻ります。
道路わきを流れる水がとてもきれいで、水車が回っているところがあります。
この辺りには明治30年代には大小60もの水車が回っていたそうで、水車を復元して精米製粉できるようにしたところが「水車の里」
この先には「遊学館」という施設もあって、水車や神埼の歴史が学べるようになっています。
ありがたいことに、こちらも無料。
時間に余裕があれば、ぶらりと立ち寄るにはピッタリ。
そして、この施設がある細い道を歩いていくと見えてくるのが、豆腐料理で有名な「梅の花」の製造工場。
こちらの敷地内には、直売所「おしとり」とバイキング「ほたる」があって、連日多くの人で賑わっています。
地下からくみ上げている水は無料で持ち帰ることが出来るようになっています。
私たちはこちらで、豆乳ソフトを食べて、ひと休み。
おばちゃんには丁度いい大きさのお子様カップでいただきました。
ひんやり涼んで、糖分も補給できたので、またえっちらおっちら坂道を上って駐車場に戻って、この日のウォーキングは終了です。
たまに違うコースを歩くのは楽しいけど、慣れない道は疲れる。(^▽^;)
今年はコロナで「九年庵」春の一般公開は中止、おそらく秋の公開も中止になるでしょうね。(今調べたら、やはり中止みたいデス)
早く終息してくれないものかと思います。
ご訪問ありがとうございました♪