歩くとやっぱり気持ちいい、ということで前日に引き続いてのウォーキング♪
この日は(私たちが勝手に名付けた)「葉隠ロード」を歩いてみることにしました。
去年の水害で多大な被害が出たところです。
細い道に入ってすぐのところにあるため池。
奥の方に睡蓮がちらほら花を咲かせていて、手前のうっそうとした水草の中をオスの鴨が1羽泳いでいました。
奥の方の木の陰になったところにポツンと一羽浮いてます。
道の途中のうっそうと茂った木々が作る木陰に咲いたユキノシタ。
昔私たちが小さい頃、ばあちゃんがこの葉を天ぷらにしてくれたので『うまいうまい』って食べたねぇ。
懐かしいな。
そういえば、ばあちゃんにはユキノシタだのコンフリーだの、体にいいと言われた食材を片っ端から食べさせられていた記憶があるなぁ。
途中に流れている川は、ちょっとした段差があって小さい滝みたいになっている。
今はさらさら水が流れている感じだけど、大雨の時はさぞすごいことになってたんだろう。
川の中の岩や石が以前より増えているような気もする。
「金毘羅神社」へ行く道。
今は土砂が取り払われてきれいになっているけど、水害直後は岩や石がゴロゴロ、道いっぱいに砂が堆積してて、ひどいことになっていた。
右手の川の中の岩や石も、半分近くは上流から流されてきたものだと思う。
以前はこんなに沢山なかったはず。
道がきれいになっていたので上って行ったけど、途中から立ち入り禁止になっていた。
立ち入り禁止のバリケードフェンスがキティちゃんですよ。
ちょっとホッコリしますね。
ここから先は立ち入り禁止になっていたので、一旦戻って(ちょっと遠回りになるけど)二股になったもう一つの方の道を上ります。
途中までは以前とそう変わってなかったけど、先ほどの立ち入り禁止の道と合流した辺りから先はこんな感じ。
川の護岸が崩れて、トラロープが張られています。
さっきから写真に写ってるけど、この車は水害で流されてきたのか。
この姿を見れば、どれほどの大きな水害だったか分かるというもの。
道には、砂がまだかなりの量堆積したままです。
振り返って一枚。
川向うの家の側にはいくつも土嚢が積まれたままになっていますが、住人の方はいないようです。
この辺りの方はほとんどが避難されて別の場所にお住いだと聞いています。
水害のあった時はさぞ怖かっただろうと、想像することしかできません。
大きな岩がゴロゴロ。
水害から1年ですが、まだまだこの辺りはその名残が色濃く残っていました。
ここから更に上って行くと、この辺りに水道水を供給しているタンクがあるところに行きます。
今回はそこを目指して歩いています。
立派な竹林です。
竹が黄色味を帯びていて、黄金の竹林みたいに見えました。
この竹林を少し上ったところに、今回見てみたかった佐賀市水道局の「金立高所配水池」がありましたが、池というよりタンクですね。
この辺り(我が家も含めて)佐賀市内よりちょっと標高が高いので水が送れないため、一旦ここにポンプで水を汲みあげて、各家庭に給水する仕組みらしいデス。
去年の水害の際は、ここからの給水管が土石流にやられて1週間ほど断水になりました。
あのタンクの中に生活に必要な貴重な水が入っていると思うと、拝みたくなる思いデス。
さて、念願のタンクも拝んだことだし、ここからは下って行くことにします。
途中の道沿いにはワラビがあったけど、もうトウがたってるので来年のお楽しみです。
その途中で見つけた祈願所?お寺?なにココ!?な場所があって、この奥に朽ち果てたお堂のような建物が見えました。
廃墟好きの私としてはワクワクするはずですが、さすがにちょっと怖かったので、今回はこの石碑とグミのみを写してお茶を濁しておきます。
それにしても、敷地内には灯篭みたいなものもあったし、誰が何のためにこんなところに?と思うような建物でした。
ここは両側から雑木が覆いかぶさるように茂っているので、涼しくて歩きやすい道です。
「深緑の緑もきれいだけど、秋の紅葉の頃は見事だろうね」と先ほどのちょっと怖い思いを払拭するように、妹とおしゃべりしながら下って行きます。
ズンズン下って行くと見慣れた赤の鳥居が見えてほっ。
「正現(嶽の森稲荷)神社」のふもとに着きました。
さて、ここから駐車場まではもう一息。
大きな道に出るまでは、こんな風に緑のシャワーを浴びながらのウォーキングです。
おそらく私が住んでいるところには下水道は一生来ないものとあきらめていたものが出来て、トイレが水洗になったと喜んだのもつかの間、一番恐れていた断水と言う憂き目にあって、お水の貴重なことを嫌と言うほど思い知らされたあの日々。
と言っても、我が家は送水管の最後の方だったらしく、結局断水はほぼ無かったけど。(水が止まった・・・と思ってしばらくしたら、水が出た)
この日は、毎日お世話になっている水の供給元が見れて、改めて水に感謝の一日でした。
もう二度と、あの断水というようなことにはなりませんように。
ここからは、我が家ごと。
この年は袋かけをしなかった我が家のビワ。
どうにかこうにか食べられそうな房を収穫。
あちこち傷がついてたり、虫食いだったり、見た目は悪いけど無農薬なので安心して食べられます。
それから、大好きなリッピア、ヒメイワダレソウとも言うらしい。
こんなに可愛い花が地面いっぱいに広がって咲いているところは乙女心をくすぐられます。
匂いは臭いが花は可憐なドクダミ、ちょっと華やかな八重咲き。
そして、花も花色も大好きなニゲラ。
既に花が終わってつぼみになっていますが、こちらはちょっと不気味。
でも、コレをドライフラワーにするといい感じ、と妹に教えてもらって即実行。
うん、つぼみ自体は不気味だけど、ドライにしたら味がある。
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