さて、前回あまりの行列に一旦入るのを諦めた「幕末維新記念館」ですが、もう行かなくてもいいかなー、でもチケット代がもったいないなー、という気持ちのせめぎあいで(というほどの金額ではなかったけど)おばちゃんはやっぱりもったいないの方に軍配が上がり、閉幕一日前という、激コミが予想される中、旦那を引きずって行ってきました。
案の定、着いた時は前回より長い待ち時間でした。
がっ、せっかくここまで来たのだから入らないという選択肢は無い!!
・・・ということで、行列大嫌いな旦那も、しぶしぶ並びました。
並んでる間にも行列は増え続け、ここはディズニーランドか!?ってくらい、恐ろしいほどの時間になっていきます。
この時は建物の裏側から入場するのかと思っていたので、長いとはいえそう時間はかからないだろうと予測していた私の期待は見事に裏切られ、先に進んで初めて、この行列が建物を一周していることが分かりました。あちゃー。(゚∀゚)
とはいえ、今更抜けるのも癪なので、辛抱強く、おとなしく、行列が進むのを待ちました。
県立図書館前の広場には、凌風丸のふわふわおもちゃが設置してあって、子供連れの人は遊ばせながら待てるようになってました。
とはいえ、退屈だろうな~。( ̄ー ̄)
待ち時間の合間に手品のパフォーマンスをする人が来て、楽しませてくれたり・・・。
でもこれもあっという間に終わるので、とにかく(大人も)退屈。
9時半頃並びだして、入場口にたどり着いたのがお昼の12時ごろ。
よく旦那の辛抱が続いたもんだと感心、感心。
やっと入場口までたどり着きましたが、まずはここで記念写真。
ここで撮った写真は記念のカードにして、中の展示を見ている間にプリントして、出口で渡してもらえました。
こちらで写真を撮る時は、「さが、さいこー!!」と叫んで拳を振り上げるのがお約束。
入り口を入ると、まず「幕末維新」体感シアター
幅15メートルのラウンドスクリーンから、当時世界を見据えていた第10代藩主鍋島直正公が語りかける。
幕末の偉人に囲まれて、語り掛けられる映像と音響は中々の迫力がありました。
その次が、「技」からくり劇場
国内初の鉄製大砲や蒸気船がいかにして完成したのかを、パフォーマーとスクリーンの映像や小道具で見せるショーになっていました。
更に通路を歩いて進み、「人」賢人ラウンドシアター
7つのスクリーンが円形に並び、佐賀の7賢人が時空を超えて集い、藩校「弘道館」での学びの日々や、それを導いた直正の熱い思いを語り合う、というシアターになっていました。
どれも中々の設備で楽しめました。
実質見て回る時間はそうないと思うけど、効率的に人がさばけるようになっていて、中々なもんでした。
これらの展示物は維新博が終わっても、有効活用しようという意見もあるそうなので、是非とも博物館なり本丸歴史館なりで、再度公開してほしいもんです。
これらの展示を見終わると最後は、「志」ことのは結び、となっていてクスの葉をモチーフにした紙(ことのは)に未来に向けての決意やメッセージを寄せるコーナーになっていました。
壁にかけられた「ことのは」
こちらは自由に見て回ることが出来るようになっていて、熱心に見入る人もいれば、自分が書いた「ことのは」を機械で読み取って、映像として投影することが出来るようにもなっていました。
その中で、有名人が書いた「ことのは」をいくつかご紹介。
と言っても結構あるので、興味のない方は、グルグルスクロールしてください。
まずは、「サガン鳥栖」に加入した世界的サッカープレイヤー「フェルナンド・トーレス」の「ことのは」
次は芸人さんコーナー
歌手の方も結構書かれていました。
ということは、維新博を見に来てくれたんだろうか。
アーティスト
佐賀の有名人
鍋島直晶(なおまさ)氏は、鍋島家十五代当主。
池田学さんは、緻密で美しい絵画を書かれる結構有名な画家さんデス。
辻利恵さんは、ビヨンセのコンサートで演奏を務めるほどのピアニストさん。
佐賀の若者が世界で活躍しているのは誇らしくもあり、嬉しくもあり、デス。
そして、北海道知事や市長から「ことのは」が寄せられているのは、佐賀の七賢人の一人「島義勇」が北海道の開拓をしたから。
今の札幌の礎を作ったのが、島義勇らしい。
佐賀ではそんなに有名ではないけれど(って、私がそう思ってるだけかも)北海道では結構知られている人物らしく、こういう風に言ってもらえると、なんだか自分のことのように嬉しくて、感動しちゃいました。
そして、ちょっと有名になったアニメ「ゾンビランド・サガ」
これは一般の人が描いたと思われますが、お上手です。
声優の方も訪れてくださっていたようです。
こちらも一般の方だと思うけど、お上手です。
確かに、もう戦争はしてはいけません。
もっとたくさん有名人の方が「ことのは」を書いてくださっていましたが多過ぎたので、抜粋で。
アレコレ見ていたら、結構な時間をここで過ごしていたのでした。