「佐賀城下ひなまつり」その2 と最後の「スーパーフライデー」♪ 3月30日
「旧古賀銀行」を出てすぐのところが「旧古賀家」
古賀銀行の創設者だった人の住宅です。
以前は「千鳥」という料亭になっていたこともありますが、その後佐賀市が買い取って元の姿に戻され、佐賀市の重要文化財の指定を受けています。
立派な玄関と入母屋の屋根を持つ建物は武家屋敷のようです。
庭には雛段飾りに摸して飾られたお花。
昔の古いお雛様。
こちらでは鍋島小紋という模様の生地を使った木目込みのお雛様が沢山飾られていました。
ちょっと遠いので分かりづらいと思いますけど、ぷっくりとした可愛い顔のお雛様です。
鍋島小紋の柄は、昔鍋島(佐賀)藩が栽培を奨励していたゴマの柄だそうです。
お琴も演奏されていて、こういう古い建物で聴く生の琴の音はまた格別。
ブログのお友達がお琴を演奏されるけど、実際に聞いたことは無いのでその姿を重ねて耳を傾けました。素敵。(*´ω`*)
次の展示場所はちょっと離れた場所にあるので歩きます。
市内を流れる川に架かる小さな橋を渡ります。
満開の桜も散り始め、川面には桜の花びらが集まって流れていました。
これって、花筏っていうんですよね。日本語って素敵♪
歩くこと5分、佐賀錦を使ったお雛様が展示してある「旧福田家」に到着です。
こちらは大正初期に建てられた近代和風建築の建物です。
こちらでも玄関に雛段飾りで花のお出迎え。
いきなりむさいおっさんが写っててビックリしたかもしれませんが、こちらのお雛様単体で撮るのは禁止されているので、横に並んでもらいました。
でも、なんだかな~。(^▽^;)
ということで、私が横にお相伴。
おっさんがおばちゃんに変わっただけで、そう変わり映えしないか。(^▽^;)
こちらは佐賀錦を教える先生たちが共同で作成した雛段飾り。
お雛様は佐賀錦という衣装を纏っています。
佐賀錦とは、金、銀、漆を塗った和紙を経糸、絹糸を横糸に織られるきらびやかな織物です。
一時期途絶えたそうですが、その復興に貢献したのが明治維新で活躍した佐賀の偉人大隈重信公だったということです。
ちなみにこちらはお弟子さんたちの作成したお雛様で、購入することもできます。
売約済みの札が付いたお雛様も見られたので、購入予定の方は早めの来場がよろしいと思います。
建設当時のガラスがはめ込まれた窓から見る日本庭園も見どころの一つ。
昔のガラスなので景色が波打って見えます。
手前の方では分かりづらいけど、奥の方に行くと外の景色が波打って写っています。
時折風に舞うはなびらの中、散り始めの桜を眺めながら、来た道を戻ります。
こちらは休憩用に建てられたおもてなし和風カフェ「肥前通仙亭」
「旧森永家」敷地内にある鍋島緞通手織工房「織ものがたり」
実際に織られているところを見学することもできます。
「旧三省銀行」
こちらでは「肥前さが幕末維新博覧会」が始まっていたので、ここは次回他の会場を回る時に訪れようと思います。
そして、この日は最後の「スーパーフライデー」
今回のイベントはコンプリートを狙っていたので、「サーティワンアイス」に寄って帰りました。
レモン&パイン、オレンジ&マンゴのソルベのサッパリとしたアイス、期間限定の「キャンディボックス」
初めてチャレンジした味だけど、はじけるキャンディは外せないっ。(≧◇≦)
帰りに金立公園方面を眺めれば、淡いピンク色の部分がちょっと減ってきているような・・・。
これからは桜が散って、山は本来の緑色に変わっていくのです。
これで3月の記録終了-。
次回からはやっと4月に突入デス。