幕末150年を記念して、2018年の3月から始まった「肥前さが・幕末維新博覧会」もいよいよ終わりに近づいて、駆け込みで入場者が増えていると聞いて、旦那がチケットを買わされて買ってほったらかしにしていたけど、もったいないから行ってみるかと、息子を誘ってお出かけ。
3館共通のチケットですが、それぞれの展示場で角を切られるので、一日で全部回らなくてもいいところがよかったデス。
ってか、こんだけ期間があったんなら、もっと早く行っとけ、って話です。
あんまり興味が無かったので、ギリギリにならないと中々お尻が上がりませんでしたの。(^▽^;)
で、3つの展示館のうち二つがある長崎街道沿いの「佐賀市歴史民俗館」は、明治や大正期の旧家や銀行の建造物が立ち並ぶ、趣のある通りになっています。
赤レンガの立派な洋館は「旧古賀銀行」
1階は「浪漫座」というコンサートも開かれるレストランになっています。
まず訪れたのは「葉隠みらい館」
生きるための哲学「葉隠」の言葉の中から、来場者の琴線に触れる一文を見つけてもらうテーマ館、ってなってました。
「旧三省銀行」の建物です。
結構な人が並んで待ってましたが、入り口で中に入る人を制限して順次案内してくれていたので割とスムーズに入場できたと思います。
「葉隠」とは、武士の心構えなり、とよく聞きますね。
有名な一文は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」が有名ですが、コレはその一節で、そればかりではありません。
「いくさをしない武士がどう生きるべきか」が書かれた葉隠には、現代に通じるものがあると、今も多くの人に読まれているそうです。
「葉隠ことばのシアター」
「葉隠」に影響を受けた著名人のメッセージが、シルエットと交互に浮かびあがる仕掛けになっています。
佐賀藩の鍋島直正公が毎朝聞いて、あのように立派な藩主になられたんでしょうね。
「葉隠バーチャル体験」
こちらのテーマ館で一番楽しみだったバーチャル体験の「生け花」と「書道」
まずは「生け花」
手を画面にかざして動かすだけで出来るので、めっちゃ簡単。
でも、チョイスがまずいとこうなる。( ̄ー ̄)
次は、「書道」
筆で透明な画面に字を書くようになっています。
順番を待つ間、何を書こうか考えてたけど、いざこの前に立つと飛んじゃいます。
息子がなんて書くか見ていたら・・・、
あ~、ね。
そして、最後に判定。
今回は「あっぱれ」いただきました。
最後に写真撮影用に、掛け軸にしてくれる芸の細かさ。
こちらも、あっぱれ!!です。
生け花で凹んだ息子も少し立ち直りました。
では、次に向かいます。