acha’s diary

健康診断の数値が気になるお年頃の私と妹のぶらぶらウォーキングで見かけた色々と美味しいものを食べに行ったiphoneの記録。時々、我が家の犬も登場。

日光東照宮 その3 『神輿舎』『唐門』『眠り猫』を見て、東照宮を後にします。 

※只今記事移行中の為、2018年の記録デス

 

 沢山の建造物を見ながら、ガイドの方の説明を聞いて、写真を撮ってると置いて行かれそうだったので、取り敢えずあちこち写真を撮りましたが、改めてネットで調べながら見返すと、撮りそこなってるポイントがあったり、ナニコレ?ドココレ?な写真が多くて、歯がゆい思いをしています。

 

ま、思い出は心の中に残ってるから、いいか。

 


「陽明門」を入ると左手に「神輿舎」があって、3基の神輿が納めてありました。

 

どの建物も立派。

 

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天井には日本一の美人天女といわれる「天女舞楽の図」が描かれています。

 

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そして、中央の神輿は『徳川家康』 右に『豊臣秀吉

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左は『源頼朝

 

徳川、豊臣、と来たら織田ってきそうなものですが、なんで頼朝?

 

と思ったら、「秀吉」に並んで尊敬していた武将が「源頼朝」だったらしいです。

 

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「唐門」「東照宮東西透塀」「本殿」

 

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金、黒、白を基調としたシックな色と細かい彫刻で飾られた小ぶりな門でした。

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「唐門」の左右から延びて、本殿・石の間および拝殿を取り囲む透塀は160メートル余りあるそうで、こんなに豪華な塀が160メートルも続いてるとは、すごすぎる。

 

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手前に写ってるのは「祈祷殿」だったかな。

本殿、石の間、拝殿はまだ足場が組んであったから工事中なのかな。

  

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で、いよいよ東照宮の見どころの中の一つ、左甚五郎作と言われる「眠り猫」デス。

 

ここから先はネズミ1匹通さないという思いで、家康の霊廟を守っている健気な猫ちゃんデス。


この裏には雀の彫刻があって、猫がのんびり寝て居られて、雀も安心していられる世の中に、という願いが込められているらしいです。

 

って、え?・・・ここに書いてて気づきましたが、裏の雀の彫刻見損なってる。(T_T)

 

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で、この「眠り猫」の彫刻、よく言われるように、コレ?!ってくらい本当に小さい。

 

看板が出てなかったら気付かないかもくらい。

 

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この先の石段を207段上ったところに「奥社拝殿」

 

そして日光のパワースポットの一つ、家康の墓所「奥社宝塔」があるのです。

 

まぁ、こんだけ大きく「眠り猫」って書いてあったら気づきますね。

  

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でも、このツアーではこの先は行かないことになってるらしいです。


えーーー!!

行かないのぉーーー!?


ここにきてそのことを知った私たち。

楽しみにしていたのにぃ~。

(今朝のバスの中もだけど)前日から東照宮は歩きが多いから無理だと思う人はバスで待機するという選択もありますよ~、と散々言われてたので、てっきり奥の院まで行くんだと思ってたよー。

でもツアーだから仕方ないよね。



ということで、次は「本地堂」の方に案内されて、『鳴竜』の音を聞きに行きました。

家康公を薬師如来の化身としたことから「薬師堂」とも呼ばれ、天井一杯に竜の絵が描かれています。

その竜の頭の方で係の人が拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴を鳴らしたような余韻が聞こえるそうです。

1回に入る人数が限られているので沢山の人が並んでいて、結構な時間待ちました。


「りりりりぃぃぃぃーーーーーんんんん」と余韻を残して響く、鈴のようなきれいな音でした。


そして、出口付近では、この音を模した鈴のお守りが売られていて、限定バージョンの金色の鈴は二千円。

すごく心惹かれたけど、すでに破魔矢や数珠など結構な買い物をしていたので、通常版のスタンダードな鈴から紫をチョイス、こちらはお値段千円なり。

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この鈴のお守りは、「運が逃げないように」と下の方に切れ込みが入っていません。

 

コロコロと鈴を転がすような、と例えられるように軽やかで上品な音がします。


音色をお届けできたらと動画に撮ってみました。

よろしかったら、聞いてみてください。

 

敢えて袋のままなのは、出して振るよりこちらの方が音色がよく聞こえたからで、少し袋のガサガサという音が耳障りかもしれませんが、悪しからず。

 

『日光山輪王寺 『鈴鳴龍守』音色 』

 

 

 

 

ざっと見て回った東照宮ですが、奥の院に行けなかったのはとっても残念。

 

でも、本来は31年までかかる予定だった「陽明門」の修復も終わってて、「大猷院」の「二天門」も塗り直しが終わったばかりで、とてもきれいな状態のところを見れたので結果よかったかなぁ。

 

なんといっても、「大猷院」では1250年で初めての御本尊も見れたし。

 

ということで、「五重塔」のある「表門」広場に戻ってきました。

 

そう言えば、ツアー初日に行った「スカイツリー」の免震構造は、この「五重塔」を参考にしていると言われてました。

 

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そして、ここからちょっと下ったところは「スカイツリー」と同じ標高の634メートル。

 

なにかしらの縁を感じます。

 

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昔、両親が同期の人と旅行に来て、父は見たことがなかったというのに、他の人はみんな見たことがあるからって中に入らなかった東照宮

 

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この広場で引き返さざるを得なかった、その時の父の気持ちを考えると切なくなる。

 

なんで、一緒に入ってやらなかったんだよ、母!!って言いたくなる。


でもまぁ、そのおかげで今回みんなで見に来れたわけだからいいけど・・・。

(この後母に罰が当たったのは、神様はちゃんと見てるってことよね)

 

ここに写ってるのが、一の鳥居。

 

ツアーは左手奥の「二荒山神社」から来たので、行きにここは通らなかったってわけです。

 

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広い参道をバスが待つ駐車場まで歩きますが、この日は土曜でもあったので、スゴイ人でいっぱいです。

 

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途中で見かけた庭園もきれいに手入れがしてあって、どこを見ても楽しめました。

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根元に穴が空いた杉の木や、

 

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道端に咲く野の花を眺めながら歩いていると、「マダム倶楽部」再開が待ち遠しい私と妹なのでした。

  

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はぁー、やっと「東照宮」終わったー。


長らくのお付き合い、ありがとうございました。

 

でも、旅はまだまだ続きます。