acha’s diary

健康診断の数値が気になるお年頃の私と妹のぶらぶらウォーキングで見かけた色々と美味しいものを食べに行ったiphoneの記録。時々、我が家の犬も登場。

佐賀の嵐山と言われる川上峡にある古刹「実相院」、春の「お経会」に行ってきました♪ 4月14日 その1(2019)

前回から、ちょっと間が空いてしまいました。

 

書きためていた記事が無くなったことと、お寺の行事を書くにあたって、失礼のないように、色々調べたりしていたら、遅くなってしまいました。

 

調べたとはいえ、間違っているところがあるかもしれませんので、もしお気づきの方がいらっしゃったら、ご指摘いただけるとありがたいデス。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

 

毎年恒例(とはいえ、これは去年の記録デス)、実相院の「お経会」へ行ってきました。

 

車は今回、お寺の向かいにある「與止日女神社 」の隣の無料駐車場に停めさせてもらいました。

 

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この神社の横を流れる川上川(嘉瀬川)の上には、(自宅ではもうこいのぼりをあげなくなった)市民の方から寄贈された沢山のこいのぼりが泳いでいます。

 

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神社の境内を通って、向かいのお寺へ。

 

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こちらには樹齢1450年というご神木の楠の大木があるのですが、そちらはこいのぼりが泳ぐ川岸の方にそびえています。

 

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こちらの大楠は「焼楠」と呼ばれていて、1813年の雷で倒れてしまったそうですが、この根元の大きさを見たら、どれだけ大きかったかが分かると思います。

 

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神社の門から、お寺の仁王門が見えています。

 

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実相院の仁王門

 

中に安置されている仁王像は佐賀県重要文化財だそうです。

中々の迫力で一見の価値ありです。

 

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正式には、河上山神通密寺實相院(実相院)というらしいのですが、私たちは「実相院」さんって呼んでます。

 

真言宗御室派ですが、以前は天台宗のお寺さんだったみたいデス。

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崖の上にあるのが、お寺の山門。

 

本堂はかなり高い崖の上に建っています。

 

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今年お参りに行った時、この崖の左半分にブロックが積まれ新しくなっていました。

 

そういえば、崖が崩れて大変だった、みたいなお話は伺っていましたが、その時はふーん、みたいに聞いていましたが、今改めて当時の写真を見るとぞーっとしました。

 

2019年8月の北部豪雨災害で崩れたそうで、階段の右半分は宙に浮いた状態です。

 

写真はHPよりお借りしました。

 

 

 

以前は丁度、桜が満開の時期と重なると、お花見がてら付近を散策したりしたものですが、最近はもっぱら葉桜で、代わりに新緑のもみじがきれいデス。

 

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さて、今から上まで上って行きます。

 

左の階段は急すぎて危ないので、今は使われていません。

手すりが付いた緩やかな階段を上って本堂へと向かいます。

 

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712年に開山されたとありますから、かなり由緒のあるお寺です。

 

大きくて立派な本堂ですが、とにかく古くて広いので維持するのが大変だと院家(いんげ)さん(こちらでは和尚さんのことをこう呼びます)はおっしゃっていました。

 

境内も広くて、裏山もあるしで、お手入れも大変だと思います。

 

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我が家は檀家ではないけれど、同じ宗派と聞いていたので、義理の父が亡くなった際に無理に頼み込んでお経をあげに来てもらって、そのすぐ後に義母も見送ることになったので、それからのお付き合いです。

 

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「お経会」の時に永代供養をお願いしたので、春のこの時期になるとお経会の案内状が届きます。

 

お経会の期間中に、永代供養をお願いした仏様の名前を読みあげて供養してくださるそうです。

 

どのタイミングで読み上げられているかは分かりませんが、義父母を偲びつつ、お参りさせてもらっています。

 

ちなみに、永代供養は宗派を問わない、新仏様じゃなくてもいいそうなので、気になった方は来年のお経会、出かけてみられてはいかがですか?

 

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普通のお寺にはないとおもいますが、 お参りする時はこのドラのような鐘を鳴らす?叩く?、実家でお寺参りをする時とはちょっと勝手が違って戸惑うこともありますが・・・。(^▽^;)

 

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柱には細部まで丁寧に彫られた想像の動物と思われる彫刻が。 

鼻が中途半端に長いのはバクかな?

 

こんな彫刻を日光東照宮でも見たような気がします。

あちらは彩色されてて豪華絢爛って感じでしたけど、古色蒼然とした木材に歴史を感じます。

 

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そして、境内の一角に門がありますが・・・、見るたびいつも、なぜここに?って疑問があったのですが、こちらは「勅使門」と言って、かつては天皇の使者を迎えた門だったらしいです。

 

それだけ由緒あるお寺、ってことでしょうね。

 

広い 境内には他にもお堂があって、裏手には沢山の石仏も鎮座して、見どころ(と言っていいのか?)も沢山あります。

 

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その多くの石仏の中に一体、故人に似た石仏があると言われています。

 

義理の両親を見送った後、旦那と一体一体探して回ったのは、もう遥か昔のことになりました。

 

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私たちは本堂のお参りが済んだ後、こちらのお堂でろうそくとお線香に火をつけてお参りしています。

 

その横では、県内の真言宗のお寺から集まった僧侶の方が代わる代わるお経をあげておられます。

 

その独特の節が付いた、ありがたい読経の声は、マイクを通して境内に響いています。

  

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「お経会」最終日には、「お経送り」と言って、白装束に身を固めた若衆が写経と過去帳(戒名を書いた巻物)を神輿に乗せて寺を周り、経塚に運び収める、という行事が行われて終了の運びとなります。

 

平安時代から続く大法要で、歴史の古さもさることながら、宗派を問わないとのことでもあります。

 

ご先祖様に思いを馳せるいい機会でもあるので、一度お出かけされませんか?  

かなりのパワースポットでもあると思います。

 

近くに、美味しいレストランやお食事処も沢山ありますよ。(*^-^*)

 

 

※私が見聞きしたこととネットで調べた情報を元に書いているので間違っているところがあるかもしれません。ご指摘、ご教授いただくと、ありがたいデス。その際は書き直して、訂正させていただきます。