突然流れた志村けんさんのご逝去の報に、未だショックを隠し切れません。
小学生の頃からずっと、そして、つい最近もあの元気な姿をテレビで見てるので、実感がわかない。
ウソのようなと思いながら・・・、でも、もうあの姿をテレビで見ることはかなわないんだと思うと、胸の中がぽっかり空いてしまったような空虚感を味わっています。
「日本の喜劇王」とまで言われ、改めてその偉大さに驚くとともに、残念でなりません。
今まで沢山の笑いをありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
そんな志村さんの命を奪ったコロナですが、色々なイベントが中止になる中、今年の「鹿島酒蔵ツーリズム」も中止となりました。
なので、これからの記録は去年のものです。
前年の12月に集まった時に、「次回は酒蔵めぐりで会いましょう」とお別れしていた友人たちと、早朝の佐賀駅で待ち合わせ。
「さが桜マラソン・2019」を明日に控えて、駅構内が歓迎ムードに染まる中、参加されるであろう人々がキャリーを引いて行き交っています。
無事二人と落ち合って、普通電車に乗り込み、「鹿島駅」目指して出発です。
佐賀駅はICカードで入場できますが、このカードを使うと、下りた駅を出る時に手間取る(「鹿島駅」が対応していなかったので、去年えらい目にあった)ので、ここでは切符を購入します。
この時期は臨時で電車が出てるので、この車両はちょいと古い感じがしました。
車両と車両をつなぐところが、昔よく見かけたジャバラになっています。
この車両に渡された床が電車の動きに合わせて揺れて、ジャバラがうごめいて、ちょっと不気味な感じがしたのが懐かしい。
小学校低学年の子供がこの床の上に乗って、その揺れを楽しんでいたのがほほえましかったですよ。
不気味だけど、この上って、乗ってみたいんだよね。(分かる~)
無事、「鹿島駅」到着
案の定、カードで入場したと思われる人たちの列が出口付近に出来ていました。
佐賀駅はICカードに対応してるけど、こちらの駅はまだなので、出る時に精算しないといけないらしい。
その辺り、今年はもう解消されているのか、まだなら、入場する時に但し書きが欲しいところです。
まぁ、今年は中止になったけど、来年に向けて検討お願いしたいデス。
駅前の風景
閑散とした感じがしますが、朝の早い時間だったせいもあるし、「酒蔵ツーリズム」に向かう人は、早々に駅前のバスセンターに移動してるせいもあります。
私はまずこちらでおトイレを済ませることにしたので、ちょっと遅れをとりました。
この後訪れる酒蔵通りには、簡易トイレが設置してあるだけで、かなりの待ちが出たりするので(これも去年えらい目にあった)、まずはここで一度トイレを済ませることをおススメします。
改装されたばかりなのか、とてもきれいなおトイレでした。
出すものを出して、ほっと安心したら、いよいよバスに乗って酒蔵通りに向けて出発です。
色々なコースが設定してあって、ありがたいことに、どのコースのバスも無料です。
今回はいきませんでしたが、嬉野温泉に行くコースもあるので、この機会に嬉野にある酒蔵の日本酒と美肌の湯と言われる温泉を楽しむのもいいかもしれません。
ついでに言うと、嬉野には駅が無い(只今新幹線の駅は工事中ですが)ので交通手段が限られます。
この機会に無料のバスで行くのは、とてもお得で便利だと思います。
ところで、「鹿島酒蔵ツーリズム」に行くには、「鹿島駅」か「肥前浜駅」どちらの駅からでも行けます。
「肥前浜駅」は酒蔵通りの近くにありますが、「鹿島駅」からは無料バスがあるので下りの切符を買う場合、「鹿島駅」で下りた方が、わずかですがお安かったはず。
鹿島の市内にも酒蔵があるので、そちらに寄られる場合はなおさらです。
少しでも切符代がお安くなる「鹿島駅」で下りたおばちゃんたちは、浜の酒蔵の近くで下車しました。
バスを降りると案内のマップをもらえたので、それを見つつ、人の流れに従って歩いていくと、間違いない・・・はず。
古い蔵の塀が続く細い路地を抜けると、
酒蔵通りのど真ん中に出ましたー♪
近年『北斗の拳』とコラボしたラベルで焼酎を出している「光武酒造」さんです。
「魔界への誘い」というネーミングが、いかにもそれっぽい。
元々「金波」という日本酒を作る酒蔵でしたが、近年のブームに乗って焼酎も作るようになったようです。
蔵の前では無料の試飲ができます。
土間のある昔の建物の中では、有料の試飲ができます。
ただ、今回はお目当ての酒蔵に絞って飲もうと思っているので、ここでは指をくわえて見るだけ~。
目当ての酒蔵目指してぶらぶら通りをそぞろ歩くと、ドライフラワーが目を引く素敵なお店もありました。
このイベント期間中に出店しているお店みたいデス。
アクセサリーも売っているみたいですが、花より団子のおばちゃんたちは「素敵~♪」と言いつつも、食指は動かない。(^▽^;)
そして、ドライフラワーより食いついたのは、お猪口に植えられた苔。
めっちゃいいやん、可愛いやん、欲しいけど持ち帰ることを考えると、見るだけであきらめました。
でも、このアイディア、いいですね。
と、他にも色々なお店が出ていて、一つ一つ見ていくと、とても目当ての酒蔵にはたどり着きそうにないので・・・、
後ろ髪を引かれつつ、二人の友人に引っ張られて、これらのお店を後にしました。
今回、この酒蔵通りをあまり写していませんでしたが、とても、とても、素敵なのです。
前回のブログで紹介していますので、気になる方はそちらも合わせて、ぜひご覧ください。
そしていよいよ、目指す酒蔵へと向かいます。