弘学館前の道を山手に上って「正現嶽ノ森稲荷神社」の前を抜ける道を歩きました。
途中、秋の味覚、栗の実があちらこちらに転がっています。
私たちは笹栗と言ってて、普通の栗より小さいのですが、甘みがぎゅっと詰まってて美味しいと言われます。
車も通る道なので結構な数つぶされているのもあって、妹と「もったいないねぇ」と言いながら、きれいな実を拾いました。
途中、モミジのきれいな場所でひと休み。
金立山には「シャワーロード」と言う登山道があって、ポイントごとに番号が振ってあります。
どのルートを通って山を責めるか、考えるのも面白そうですが、おばちゃんたちはひたすら平坦な道を歩きます。
先に進むと「金毘羅神社」のところに出ます。
その近所の民家の石垣に自生しているイヌビワ。
コレがメスの木で、この真っ黒な実が実に美味しいのです。(自分比較)
このイヌビワは雌雄別株で、メスの木の実だけが食べられます。
そして、オスの木はあちこちで見かけるけど、このメスの木は少なくて(私たちの中では)大変貴重なのです。
帰りは「葉隠ロード」を歩きましたが、先日の大雨の被害で崖面が崩れたのでしょう。
多くの土嚢が積んであるところがありました。
徐福長寿館に戻って、先日見た「ハブソウ」のプランターのところに並べてあった「エビスグサ」
シュッと長いさやの中にビーズの玉みたいな実が並んで入っていて、私たちが小さい頃は祖母がこの実を炒って、お茶にして飲ませてくれていました。
私たちは「まめちゃ」って呼んでいましたけどね。
香ばしくて、美味しいお茶でした。懐かしいなぁ。(また飲みたい)
自然の恵みは自分が気付いていないだけで、周りをよく見回せば、案外いろんなところにあるものですね。
そしてそのほとんどが、小さい頃、祖母や母に教わって来たものだということに、この年になって改めて気づくのでした。
この日、家から見た山の上に、ポコポコとした雲が真横に広がっていたのが面白いな~って撮った写真、ただそれだけです。(´艸`*)
ご訪問、感謝♪