姪の結婚式間近で見つかった父の肝臓がんはかなりたちが悪いもので、見つかった時はかなり大きくなっていたし、進行も早かったので速攻手術を勧められた。
ただ、出来た場所も悪くて、肝臓に行く動脈(だったか)を取り巻くように出来ていたので、もしこの動脈を手術中に傷つけられたら一発アウト。
しかも開腹手術になると進行がさらに早まったり、がん細胞が散る可能性もある。
幸い妹たちが多少医学にかかわりのある勉強をしていたので、福岡の病院に肝臓の治療を専門とするいいドクターがいるとのことで、そちらを頼ってまずは塞栓術という術式で、肝臓へ栄養を送る動脈を遮断する手術を受けた。
この手術が大変うまくいって(ドクターからも千人に一人くらいの割合と言われた)ガン自体小さくなった。
その1週間後くらいだったか、無事姪(父からしたら孫)の結婚式にも出れたし、万々歳。(その後みんなで日光に旅行にも行けたし)
その後ハイマット(重粒子腺)で治療を受けて、小さくなっていたガンが消えてひとまず治ったかに見えて数年は経過観察でよかったが、肝臓のガンは一旦治ったかに見えて、また出来てくることが多いらしい。
実際、今回の手術以前にも、再度塞栓術をしているが、今回は肝臓の端の方に出来ているので、手術で取りましょうとなった。
ただ手術と言っても開腹ではなく、お腹に穴をあけてカメラを入れる内視鏡による術式。
まだまだコロナが蔓延している中での手術だったので、手術自体と開腹よりダメージは少ないとはいえ父もいい年だし、そちらの心配もあったが命には代えられない。
父も俎板の鯉になる決心で手術を承諾。
事前に入院して手術前の検査などを行うために、この日妹と新幹線で福岡へ向かう。
外は寒いので待合室に入ると、壁の時計にカモメ発見。
しかも「TUBAME」のアルファベット。
見つけたのは妹で、私はこんなことには疎いので「おぉ」ってなって写真を撮りました。
待つことしばし、新幹線がホームに入って来た。
こんな時なのに、ちょっとワクワクッとしてしまった。(父、ごめん)
その後病院に着くと、入院手続きを済ませ、(コロナにより)病棟のナースステーション前で父を看護師さんに託し私たちは帰宅となった。
既に13時を過ぎていたので、隣の「マークイズ」で昼食を食べて帰ることにする。
お寿司、てんぷら、中華と色々ある中、こちらのお店をチョイス。
アメリカンな店内の
ステーキとハンバーグのお店
スープと
もちろんステーキ&ハンバーグ。(´艸`*)
お肉は赤身でヘルシーな感じでいいんだけど、ちょっと硬かった。
で、こちらのお店はお肉だけではない!!
どちらかというと、こっちの方が目的だったかもという、生クリームモリモリのパンケーキ。
パンケーキだけの一皿を追加して、
モリモリの生クリームとフルーツをシェア。
おばちゃんは抜かりない。(´艸`*)
満腹で再び博多駅から新幹線で帰路へ。
父の手術の無事を願いつつ、やっぱり新幹線がホームに入ってくるのを見るとワクワクッとしてしまった。
帰宅が遅くなるので、晩ご飯の支度をしなくて済むように駅弁購入。
駅弁って、その地方特産のおかずがちょこちょこ入っていて楽しい。(かなり高いけど)
ま、旅行に行かなくて旅気分を味わえるので、これはコレでアリ・・・ですかね。
ご訪問、感謝♪