ようやくコロナ蔓延防止が解除になったタイミングで、打撃を受けた旅行業を応援しようと色々なキャンペーンが始まりました。
「佐賀支え愛」というキャンペーンが始まったので、取り敢えず近場で温泉でもと予約を入れていました。
その後「県民割り」というキャンペーンも使えるようになりました、お宿の方から連絡をいただいててダブルでお得になることになってウハウハ。
コロナは嫌だけど、こんな恩恵があろうとは。
でも割引があるより、コロナが無くなった方がいい、というのは万人が思っていることでしょうね。
宿に行く途中で見た、小学校のソメイヨシノ。
山に登る前のところなので、ちらほら花が咲き出していました。
お宿の手前にレンガ造りのレトロな建物があったので。
こちらは川上水系を利用した水力発電所です。
昔の発電所はこのようなレトロな建物が多くて、おしゃれです。
今回のお宿は「杉乃家」さん。
古湯温泉街から川を挟んで向かい側の、小高い山の上に立つ旅館です。
「杉乃家」の看板が立つ山の斜面は、イノシシがきれいに掘り返した跡がありました。
さすが、山!!
玄関を入ったら、ホテルのようなロビーでチェックインを済ませ、お部屋に案内されます。
今回離れ形式のお部屋なので、このような渡り廊下を歩いて向かいます。
この日は残念ながら雨が降っていたので、降り込んだ雨で廊下の途中が濡れていました。
まぁ、コレも一興。
椅子に座って庭を眺めたりできるのでしょうが、まだまだ寒かったのでそんな余裕はなし。
庭を眺めながら歩けるように、回廊式の廊下になっているようです。
屋根があるので、雨が降ってても濡れずに庭を見渡すことが出来ます。
庭を廻るように作られた回廊が素敵です。
その廊下をしずしずと進みながら、どこぞのお屋敷みたいとワクワクです。
それぞれの部屋の入口まで廊下は続いています。
今回の予約できたお部屋は奥の方の『亀の間』(昔っぽい歴史が感じられる名前ですね)
部屋に入ってまず目に飛び込んできたのは、一段高くなったところにドーンと置かれたローベッド。
リニューアルされたとあって、和モダンな感じのお部屋になってます。
小高いところに建っているので、窓の外の景色は開けています。
この日は雨が降っていたので向かいの山が煙って見えますが、さえぎられるものがないので気分がいいです。
サッシのすぐ外にもこじんまりとしたお庭が作られていて、心安らぎます。
雨だったので苔の緑がより生き生きとしてきれいでした。
外を見れば、古湯の町が一望できます。
その街並みを見下ろすようにしつらえられたヒノキの浴槽。
もちろん温泉♪
トイレもきれいに改装されていて快適に使えそう。
ただ、洗面所はちょっと昔の面影が残っていたかな。
壁のタイルにレトロ感が漂ってます。(あ、それともこういう仕様なのかな?)
アメニティ。
お部屋に備え付けられていたコーヒーマシーン。
宝石箱に入ったようなキラキラのカートリッジにときめきました。
お部屋の探索が終わったので、次は大浴場の偵察に。
先ほど歩いてきた廊下を戻った途中に、大浴場へ向かうのれんがあったのでそちらへ向かいます。
どうやら大浴場は階段を下りて行くようになっているみたいデス。
というのもこの旅館が高台に建っている地形的なものだと思うけど、地下に下りていくような冒険してる気分になってちょっとワクワクします。
大浴場にお湯は張ってありましたがお部屋のお風呂があるので、こちらは見るだけ。
どなたも入っていらっしゃらなかったので、写真撮らせてもらいました。
雨に煙る山並みや町を眺めながら、広い湯舟にゆっくり浸かるのも気持ちよさそうだけど、ここはみんなでワイワイの方が楽しそう。
ひとりポツンは寂しい・・・かなぁ。
大浴場の見学も終わったので、お部屋に戻ります。
パジャマ?部屋着?は洗いざらしだけど、お肌に優しそうな綿素材。
チョッキも着てみたら、中々おしゃれ♪
着心地はとてもよかったです。
お部屋に置かれたお酒のメニューを眺めながら、のんびり夕食の時間を待ちました。
特別コラボだって~。
色々あって、晩酌が楽しみ~♪
ご訪問、感謝♪